【どこよりも分かりやすい!】都城高専に進学したら将来なにになれるのか【電気情報工学科編】

直近3年度の進路実績から、電気・電子・情報・通信・制御の学びと将来の仕事まで分かりやすく解説

この記事の目次
「都城高専の電気情報工学科に進学すると、将来はどのような仕事に就けるのだろう」

電気情報工学科と聞くと、「電気工事をするための学科なのかな」「プログラミングだけを勉強するのかな」と考える人が多いかもしれません。

しかし、都城高専の電気情報工学科で学ぶ範囲は、どちらか一方ではありません。

発電所で作られた電気を家庭や工場へ届ける技術、スマートフォンや自動車の中で働く半導体や電子回路、コンピューターを動かすプログラム、インターネットや光ファイバーによる通信、ロボットを正確に動かす制御技術までを幅広く学びます。

都城高専の公式説明では、電気情報工学科は、専門基礎を共通の土台として、電力・電子・材料・情報&通信・制御の5分野を学ぶ学科とされています。2年生から5年生までの4年間には、少人数のグループで70テーマ以上の実験にも取り組みます。

この記事では、都城高専が公開している直近3年度分の進路実績を基に、電気情報工学科で何を学び、それが現実社会のどこで使われ、どのような仕事につながるのかを、中学生にも分かるように紹介します。

1.結論 - 電気情報工学科からは、社会を「電気と情報」で動かす技術者を目指せる

都城高専の電気情報工学科を卒業すると、たとえば次のような仕事に就く可能性があります。

  • 企業が使う業務システムやスマートフォンアプリを設計・開発する
  • サーバーやネットワークを構築し、止まらないように監視する
  • 光ファイバー、携帯電話基地局、海底ケーブルなどの通信設備を支える
  • 送電線や変電所を点検し、家庭や工場へ電気を安定して届ける
  • 電子回路、半導体、センサー、電源装置などを設計・評価する
  • ロボットや工場設備を自動で動かす制御プログラムを作る
  • 航空機、エレベーター、半導体製造装置などを点検・整備する
  • 食品工場や銀行などで、電気設備や情報システムを支える
電気情報工学科は、「電気だけ」でも「プログラミングだけ」でもありません。
電気を作る・送る・使う技術と、情報を計算する・伝える・機械を制御する技術を、幅広く学ぶ学科です。

現代の製品や社会インフラでは、電気と情報が一体になっています。

たとえばスマートフォンなら:
バッテリーが電気を供給し、半導体と電子回路が計算を行い、ソフトウェアが画面やアプリを動かし、無線通信でインターネットにつながります。
たとえば工場のロボットなら:
モーターを動かす電力、周囲を調べるセンサー、動きを計算するコンピューター、正しい位置で止める制御技術が必要です。

本科を卒業してすぐに企業で働くこともできますし、都城高専の専攻科や大学へ進み、さらに専門的な勉強や研究を続けることもできます。

2.都城高専の本科・専攻科・大学編入の仕組み

都城高専には、中学校卒業後に入学する本科と、その上に設けられた専攻科があります。

本科は5年間です。本科を卒業すると「準学士」の称号が与えられ、就職、都城高専専攻科への進学、大学への編入などから進路を選びます。大学へ進む場合は、主に大学3年次へ編入する仕組みです。

ルート1 本科学科を卒業して就職

中学校 → 電気情報工学科5年間 → 企業へ就職

本科で学んだ知識と技術を使い、20歳前後から企業の技術者として働き始めるルートです。

ルート2 専攻科へ進んでから就職

中学校 → 本科5年間 → 専攻科2年間 → 企業へ就職

本科で学んだ内容を土台に、さらに専門的な授業や研究に取り組んでから就職します。

ルート3 大学へ編入

中学校 → 本科5年間 → 大学の主に3年次へ編入

大学で電気電子、情報、通信、制御などをさらに学び、卒業後に就職または大学院進学を選びます。

ルート4 専攻科から大学院へ進学

中学校 → 本科5年間 → 専攻科2年間 → 大学院

より長く研究を続けたい人や、高度な設計・開発に関わりたい人が選ぶことのあるルートです。

機械電気工学専攻とは?

都城高専の専攻科には、機械電気工学専攻があります。

電気情報工学科から進学した場合、機械工学を最初からすべて学び直すわけではありません。本科で身につけた電気・電子・情報・通信・制御の知識を土台にしながら、機械と電気・情報が組み合わさる技術へ学びを広げます。

身近な例:電気自動車
車体やタイヤなどの機械技術だけでなく、モーター、バッテリー、電力を変換する回路、センサー、走行を判断するコンピューターが必要です。
身近な例:自動化された工場
製品を運ぶ機械、ロボットを動かすモーター、状態を調べるセンサー、工場全体を監視するネットワークやコンピューターが連携しています。

機械電気工学専攻は、このように複数の技術が組み合わさる現代の製品や設備に対応し、より高度な設計・開発・研究に取り組める技術者を育てる専攻です。修業年限は2年間で、所定の単位を修得し、審査で認められると学士(工学)の学位を取得できます。

3.電気情報工学科では何を学ぶのか

電気情報工学科では、電気を「作る・送る・使う」技術と、情報を「計算する・伝える・機械を動かす」技術を学びます。

都城高専の公式な分類は、電力・電子・材料・情報&通信・制御の5分野です。専門科目には、電気回路、電気磁気学、電子回路、プログラム言語、半導体工学、電気材料工学、計測工学、制御工学、通信工学、論理回路、電力輸送工学、高電圧工学などがあります。

電力 - 電気を作り、遠くへ送り、安全に使う

発電所で作られた電気は、送電線や変電所を通り、電圧を変えながら家庭、学校、病院、工場へ届けられます。

しかし、電気は必要な量と作る量のバランスを保たなければなりません。多くの人が一斉にエアコンを使う日も、工場の電力使用量が変化する時間帯も、電力系統を監視しながら供給を調整する必要があります。

  • 発電機やモーターは、どのように電気と力を変換するのか
  • 高い電圧で電気を送るのはなぜか
  • 変電所や送電線をどのように安全に運用するのか
  • 太陽光発電などが増えたとき、電力をどう安定させるのか
現実社会では:
発電所、変電所、送電線、電柱、工場の受電設備、太陽光発電、蓄電池、電気自動車の充電設備などに使われる知識です。

電子 - 小さな回路で、計算・測定・制御を行う

スマートフォン、ゲーム機、自動車、エアコン、医療機器の内部には、電子回路や半導体が入っています。

電子回路は、電気信号を大きくしたり、小さな変化を読み取ったり、必要な信号だけを取り出したりします。センサーが測った温度や光、圧力などを、コンピューターが扱える信号に変えることもあります。

  • 回路にどのくらいの電流が流れるのか
  • センサーの小さな信号をどう読み取るのか
  • 必要な信号と不要なノイズをどう分けるのか
  • 電子機器が正しく動くかをどう測定するのか
現実社会では:
スマートフォン、自動車の安全装置、医療用の検査装置、工場のセンサー、家電、通信機器などに使われます。

材料 - 電気を通す・通さない・少しだけ通す性質を利用する

電気機器では、どの材料を使うかが非常に重要です。

電線には電気を通しやすい材料が必要です。電線の外側には、人が触れても感電しないように電気を通しにくい材料を使います。半導体は、電気をよく通す金属と、ほとんど通さない絶縁体の中間的な性質を利用して作られます。

  • どの材料なら電気を効率よく流せるのか
  • 高い電圧に耐える絶縁材料は何か
  • 熱くなりにくく、長く使える材料は何か
  • 半導体の性質をどのように回路へ利用するのか
現実社会では:
電線、変圧器、モーター、半導体、電子部品、太陽電池、バッテリーなどの材料選びや性能評価につながります。

情報・通信 - コンピューターを動かし、離れた場所へ情報を届ける

情報分野では、プログラム言語、コンピューターの仕組み、論理回路、システムプログラミングなどを学びます。

プログラミングは、単に画面上でアプリを作るためだけのものではありません。工場の設備、銀行のシステム、医療機器、通信設備など、社会のさまざまな場所で使われています。

通信分野では、音声、文字、画像、動画などの情報を、電波や光ファイバーを使って遠くへ送る仕組みを学びます。

  • コンピューターは、どのように命令を処理するのか
  • プログラムをどう設計し、間違いをどう見つけるのか
  • Wi-Fiや携帯電話は、どのように情報を送るのか
  • 光ファイバーや海底ケーブルは、世界をどうつないでいるのか
  • サーバーやネットワークをどう安定して動かすのか
現実社会では:
Webサービス、企業の業務システム、クラウド、データセンター、携帯電話基地局、光回線、海底通信ケーブルなどにつながります。

制御 - センサーとコンピューターで、機械を思いどおりに動かす

制御とは、機械の状態を測り、目標に近づくように動きを調整する技術です。

  • エアコン:室温を測り、設定温度に近づくように運転を変える
  • エレベーター:位置と速さを確認し、目的の階へ安全に止める
  • 工場のロボット:部品の位置を確認し、同じ動きを正確に繰り返す
  • ドローン:傾きや高さを測り、姿勢が崩れないようにモーターを調整する
  • 自動車:カメラやレーダーの情報から、必要に応じて加速やブレーキを調整する
センサーが「今どうなっているか」を測り、コンピューターが「どうすべきか」を計算し、モーターや装置へ命令を出します。この流れを正確で安全に行うのが制御技術です。

2年生から5年生まで、70テーマ以上の実験に取り組む

電気情報工学科は、教室で公式やプログラムを覚えるだけの学科ではありません。

都城高専の公式説明では、2年生から5年生までの4年間に、少人数のグループで70テーマ以上の実験を行います。高電圧、情報工学、制御工学、電気機械、電子通信などに関する実験室も用意されています。

実験では、回路を組み、電圧や電流を測り、プログラムを動かし、結果をグラフや表にまとめます。予想どおりに動かなければ、配線、計算、プログラム、測定方法のどこに問題があるかを一つずつ調べます。

4年生では希望者を対象に1~2週間のインターンシップがあり、5年生では卒業研究に取り組みます。

「理論を学ぶ → 実際に作る・測る → 失敗の原因を調べる → 改善する」という経験を重ねることが、電気情報工学科の大きな特徴です。

4.卒業生の何割が就職し、何割が進学するのか

電気情報工学科・本科卒業後の進路

卒業年度 卒業者 就職 進学 その他
令和5年度 37人 25人(67.6%) 11人(29.7%) 1人
令和6年度 33人 24人(72.7%) 8人(24.2%) 1人
令和7年度 31人 13人(41.9%) 15人(48.4%) 3人
3年度合計 101人 62人(61.4%) 34人(33.7%) 5人(5.0%)

直近3年度の本科卒業生101人

就職 61.4% 進学 33.7% その他 5.0%

大まかにいえば、約6割が就職し、約3分の1が進学しています。

令和5年度と令和6年度について、学校全体の公式就職資料では、電気情報工学科の就職決定率はいずれも100%です。

令和7年度の学科ページでは、就職希望者数が13人で、就職先も13人分掲載されています。公表されている人数同士は一致しています。

就職する学生が多いだけでなく、就職を希望した学生が実際に就職先を決めていることも、高専の大きな特徴です。

機械電気工学専攻修了後の進路

専攻科は、修了後の就職者数・進学者数が公式ページでそろっている令和4年度から令和6年度を使用します。

修了年度 修了者 就職 進学
令和4年度 12人 6人 5人
令和5年度 8人 4人 4人
令和6年度 13人 10人 3人
3年度合計 33人 20人 12人

5.本科卒の就職先 - IT・ソフトウェアと通信分野を合わせると、ほぼ半数

都城高専電気情報工学科の本科から就職した学生は、直近3年度で合計62人です。

就職先には、情報サービス会社、通信会社、電力会社、半導体・電子機器メーカー、航空機や設備の整備会社、銀行、食品会社などが含まれています。

電気情報工学科の将来像を中学生にも分かりやすくするため、この記事では、各企業の主な事業内容を基に、就職先を六つの分野へ整理しました。

主な分野 就職者 本科就職者62人に占める割合
IT・ソフトウェア 22人 約35.5%
通信・ネットワーク 8人 約12.9%
電力・電気設備 6人 約9.7%
半導体・電子機器・制御技術 12人 約19.4%
点検・整備・フィールドエンジニアリング 6人 約9.7%
その他 8人 約12.9%
合計 62人 100%
IT・ソフトウェアと通信・ネットワークを合わせると、30人、約48.4%です。
本科から就職した学生のほぼ半数が、コンピューターや通信に関係する分野へ進んでいます。

一方で、残りの学生が電気情報工学と関係のない仕事へ進んだわけではありません。電力会社、半導体・電子機器メーカー、航空機や設備の整備会社、銀行、食品会社などでも、電気、電子、情報、通信、制御の知識が使われています。

以下では、都城高専電気情報工学科の直近3年度の就職先を「企業例」として紹介します。実際の就職先から、仕事内容まで分かる適切な公式動画を確認できなかった分野では、電気情報工学科で学ぶ内容との対応が強い、同業種・同職種の企業が公開している公式動画を「仕事例」として掲載します。「仕事例」は、都城高専卒業生の就職先や配属先を示すものではなく、電気・電子・情報・通信・制御の知識が、どのような仕事に使われるのかを理解するための参考映像です。

IT・ソフトウェアに関係する企業

この記事の分類では、直近3年度の本科就職者62人のうち22人、約35.5%がIT・ソフトウェア分野へ進んでいます。

就職先には、京セラコミュニケーションシステム、FIXER、NTTデータ・フィナンシャルテクノロジー、富士ソフト、クレスコ、アバナード、デンサン、ファインディックスなどがあります。

企業例|京セラコミュニケーションシステム - 企業の課題をITで解決する会社
IT・ソフトウェア

京セラコミュニケーションシステム、通称KCCSは、企業向けのシステム開発、サーバー・ネットワークの構築、通信や環境に関する事業などを行う会社です。都城高専電気情報工学科から、令和6年度に就職実績があります。

システムエンジニアは、いきなりプログラムを書き始めるだけの仕事ではありません。

まず、顧客が何に困っているか、どのような仕組みが必要かを聞きます。その後、画面やデータの扱い方、サーバーやネットワークの構成を設計し、プログラムの開発や機器の設定、テストを行います。完成後も、安定して動くように運用・保守を続けます。

KCCS公式採用動画:システムエンジニアと営業の若手社員の一日に密着し、打ち合わせや仕事の進め方を紹介しています。

電気情報工学科卒業生が担当する可能性のある仕事
  • 顧客の要望を整理し、必要なシステムを設計する
  • プログラムを開発し、正しく動くかをテストする
  • サーバーやネットワーク機器を設定する
  • システムを監視し、障害が起きたときに対応する
  • AI、IoT、クラウドなどを使って業務を改善する

電気情報工学科で学ぶプログラミング、コンピューター、論理回路、通信、ネットワークの知識がつながる仕事です。ただし、実際の職種や配属先は、採用区分や本人の適性によって異なります。

公式情報:KCCS「システムエンジニア」

通信・ネットワークに関係する企業

直近3年度では、通信・ネットワーク分野へ8人、約12.9%が進んでいます。

就職先には、西日本電信電話(NTT西日本)、NECネッツエスアイ、富士通ネットワークソリューションズ、KDDIケーブルシップ、日本通信エンジニアリングサービスなどがあります。

企業例|KDDIケーブルシップ - 船と水中ロボットで、世界の通信を海底から支える会社
通信・海洋エンジニアリング

KDDIケーブルシップは、海底通信ケーブルの敷設・修理・保守を行う会社です。都城高専電気情報工学科から、令和7年度に就職実績があります。

日本と海外の間で送られる大量のデータは、海の底に敷かれた光ファイバーケーブルによって支えられています。

ケーブルが切れたり故障したりすると、専用のケーブル敷設船で現場へ向かいます。海底の状態を調べ、ケーブルを引き上げ、接続や修理を行い、再び海底へ戻します。水中ロボットや埋設機を船上から遠隔操作する作業もあります。

KDDI公式:KDDIケーブルシップのケーブル船や水中ロボットが、海底ケーブルの建設・保守・修理に取り組む現場を紹介しています。

電気情報工学科卒業生が担当する可能性のある仕事
  • 海底ケーブルの敷設・修理工事を計画する
  • ケーブルの電気・光の試験を行う
  • 水中ロボットや埋設機を運用・整備する
  • 光ファイバーの接続や通信状態を確認する
  • 船上の設備や各種センサーを点検する

同社の新卒採用では、職種を「海底ケーブル敷設修理技術者」とし、高等専門学校卒業程度以上を対象にしています。電気・電子、通信、制御、計測を学んだ知識が、海の上という珍しい職場で使われる例です。

公式情報:KDDIケーブルシップ「新卒採用募集」

電力・電気設備に関係する企業

直近3年度では、電力会社や電気設備に関係する分野へ6人、約9.7%が進んでいます。

就職先には、九州電力、中部電力、NTTアノードエナジー、クラフティアなどがあります。

企業例|九州電力・九州電力送配電 - 電気を24時間届けるために、送電線や変電所を守る
電力・社会インフラ

九州電力は、都城高専電気情報工学科の直近3年度の就職先に含まれています。令和5年度に2人、令和7年度に1人の実績があります。

発電所で作った電気を、家庭や工場へそのまま送ることはできません。送電線や変電所を使い、電圧を変えながら遠くへ運びます。

九州電力送配電の仕事には、送電線や変電所の計画・建設・運用・保全、電力系統の24時間監視、電力需要に合わせた供給量の調整などがあります。

九州電力送配電公式:送電線、変電所、監視設備などの現場と、電力インフラを守る社員の仕事を紹介しています。

電気情報工学科卒業生が担当する可能性のある仕事
  • 送電線や変電所の設備を点検・保守する
  • 新しい電力設備の設計や工事管理を行う
  • 監視室で電力系統の状態を確認する
  • 停電や災害が起きたときに復旧へ対応する
  • センサー、カメラ、ドローン、AIを使って点検を高度化する

電気回路、電気磁気学、電気機器、電力輸送、高電圧、計測、制御、情報通信など、学科で学ぶ多くの分野が組み合わさる仕事です。

公式情報:九州電力 採用WEB「電力輸送部門」

半導体・電子機器・制御技術に関係する企業

この記事の分類では、直近3年度で12人、約19.4%が、半導体、電子部品、電気機器、医療機器、制御機器などに関係する企業へ進んでいます。

就職先には、富士電機、京セラ、宮崎エプソン、九州大真空、キヤノンメディカルシステムズ、ファナック、富士フイルムビジネスイノベーションなどがあります。

半導体や電子部品そのものは小さくても、工場では大きな製造装置が使われます。温度、電圧、振動、真空度などを細かく管理し、製品が設計どおりに作られているかを測定します。

  • 電子回路や電源装置を設計・評価する
  • 半導体製造設備を調整する
  • センサーで集めたデータから異常を見つける
  • 製品の電気的な性能や安全性を試験する
  • 工場の装置を自動で動かす制御プログラムを作る
同業種の仕事例|KOA - 電子部品工場の自動化設備を設計・制御する
電子部品・設備開発・制御

KOAは、抵抗器、センサー、ヒューズなどを開発・製造する電子部品メーカーです。自動車、産業機器、情報通信機器、医療機器など、電気で動くさまざまな製品に使われる部品を扱っています。

電子部品を大量に、同じ品質で作るためには、部品そのものを設計する技術者だけでなく、工場で使う自動化設備を開発する技術者も必要です。KOAの設備開発では、設備の仕様検討、電気・制御設計、組立・配線、調整・デバッグ、工場への設置まで、一連の工程に関わります。

KOA公式:電子部品メーカーの「設備開発」の仕事を紹介する採用動画です。製品を作るための設備を、どのように考え、設計し、製造現場へ導入するのかをイメージできます。

電気情報工学科卒業生が担当する可能性のある仕事
  • 新しい製品を作るための自動化設備の仕様を考える
  • センサー、モーター、電源、制御機器などを選び、電気回路を設計する
  • 設備を組み立て、配線し、プログラムを調整する
  • カメラや画像処理を使い、製品の外観を自動で検査する仕組みを作る
  • 設備を工場へ設置し、正確で安全に動くかを確認する
  • 設備の不具合や製造現場からの要望を基に、制御方法を改善する

電気回路、電子回路、計測工学、制御工学、プログラミング、画像処理など、電気情報工学科で学ぶ内容との対応が非常に強い仕事です。半導体・電子部品メーカーだけでなく、ファナックのような制御機器メーカーや、製造装置メーカーでも近い仕事があります。

KOAは、この記事で集計した都城高専電気情報工学科の直近3年度の就職先ではありません。京セラ、宮崎エプソン、九州大真空、富士電機などと同じ電子部品・電子機器分野で、電気情報工学を生かす代表的な仕事を理解するための参考動画です。

公式情報: KOA公式YouTube「技術系の職種4 設備開発」KOA「設備開発センターで働く技術者」

点検・整備・フィールドエンジニアリングに関係する企業

直近3年度では、航空機、エレベーター、半導体・分析装置、高速道路設備などを点検・整備する分野へ6人、約9.7%が進んでいます。

就職先には、ANAラインメンテナンステクニクス、ANAベースメンテナンステクニクス、日立ハイテクフィールディング、日本オーチス・エレベーター、西日本高速道路エンジニアリング九州などがあります。

企業例|ANAラインメンテナンステクニクス - 空港で航空機を点検し、次のフライトへ送り出す
航空機整備・フィールドエンジニアリング

ANAラインメンテナンステクニクスは、空港に到着した航空機を、次の出発までの限られた時間で点検・整備する会社です。都城高専電気情報工学科から、令和7年度に2人の就職実績があります。

航空機には、発電・配電設備、照明、通信、計器、センサー、コンピューター、制御装置など、多くの電気・電子システムが搭載されています。

ライン整備では、決められた項目を確認し、飛行中に報告された不具合を調べ、必要な修復を行います。会社の公式説明では、運航間だけでなく、夜間に航空機が駐機している間も整備を行い、24時間体制で運航を支えています。

ANA公式:ボーイング777を整備するANAラインメンテナンステクニクスの整備士の一日に密着し、空港での点検・整備の様子を紹介しています。

電気情報工学科卒業生が担当する可能性のある仕事
  • 航空機の到着後・出発前に決められた点検を行う
  • 計器やセンサーが示す情報から不具合を調べる
  • 電気・電子装置や配線の状態を確認する
  • 部品の交換や作動確認を行う
  • 整備記録を残し、他の担当者やパイロットへ情報を伝える

航空機整備は、電気情報工学だけで完結する仕事ではなく、機械、材料、安全規則など幅広い知識が必要です。ただし、回路、計測、センサー、コンピューター、通信、制御を学んだ経験は、複雑な航空機システムを理解する土台になります。

公式情報:ANAラインメンテナンステクニクス「業務紹介」

銀行や食品会社にも、電気情報工学科の卒業生が進んでいる

「その他」の8人には、宮崎銀行、宮崎太陽銀行、カゴメ、林兼産業、全農サイロ、環境総合リサーチなどが含まれます。

銀行には、インターネットバンキング、ATM、スマートフォンアプリ、顧客情報、決済などを扱う大規模な情報システムがあります。食品工場には、工場へ電気を届ける受変電設備、温度・圧力・流量などを測るセンサー、製造工程を自動で動かす制御装置、工場内のネットワークがあります。

企業の主な製品やサービスが食品や金融であっても、その会社を安全に、正確に、止めずに動かすために、電気・情報系の技術者が必要です。

銀行グループの仕事例|九州デジタルソリューションズ - 地方銀行を支えるシステムを開発する
銀行システム・アプリ・クラウド

九州デジタルソリューションズは、肥後銀行や鹿児島銀行などを含む九州フィナンシャルグループで、DX戦略の中核を担うIT企業です。銀行システムで培った技術を土台に、金融機関、自治体、企業などのシステム開発を行っています。

銀行の仕事というと、窓口対応や融資の相談を思い浮かべるかもしれません。しかし、ATM、口座振替、インターネットバンキング、スマートフォンアプリなどを安定して動かすためには、システムを設計・開発・保守する技術者が必要です。

九州フィナンシャルグループ公式:九州デジタルソリューションズ開発部で働く若手エンジニアへのインタビューです。地方銀行グループの中で、IT技術者がどのような仕事をし、地域の企業や利用者を支えているのかをイメージできます。

電気情報工学科卒業生が担当する可能性のある仕事
  • 銀行や利用者が必要としている機能を聞き、システムの要件を整理する
  • ATM、口座振替、スマートフォンアプリなどに関係するシステムを設計する
  • プログラムを作り、正しく処理できるかをテストする
  • クラウド、データベース、ネットワーク、セキュリティの仕組みを構築する
  • 稼働中のシステムを監視・保守し、障害が起きたときに原因を調べる
  • AIやRPAを使い、銀行や地域企業の業務を効率化する

プログラミング、計算機工学、データベース、ネットワーク、情報セキュリティなどが関係する仕事です。お金や個人情報を扱うため、便利さだけでなく、計算の正確さ、システムの安定性、安全性が特に重要になります。

九州デジタルソリューションズは、この記事で集計した都城高専電気情報工学科の直近3年度の就職先ではありません。地域銀行と同じ金融グループ内で、情報系技術者が担う代表的な仕事を理解するための参考動画です。

公式情報: 九州フィナンシャルグループ公式YouTube「九州デジタルソリューションズ開発部 社員インタビュー」九州デジタルソリューションズ採用情報

同業種の仕事例|昭和産業 - 食品工場の電力・プロセス制御を支える
食品工場・電気・計測・制御

昭和産業は、小麦、大豆、トウモロコシなどを加工し、さまざまな食品素材を作る総合食品メーカーです。

大規模な食品工場では、工場内へ電気を届ける受変電設備、モーターを動かす電気回路、温度や圧力などを測る計装機器、製造工程を自動で動かす制御システムが必要です。食品そのものを研究する仕事とは別に、工場全体の電気と自動運転を支える技術者が働いています。

昭和産業公式:食品工場で働く「電力・プロセス制御担当」の社員インタビューです。食品会社の中で、電気・制御系の技術者がどのような設備を扱い、工場を支えているのかを具体的に確認できます。

電気情報工学科卒業生が担当する可能性のある仕事
  • 高圧受変電設備や工場内の配電設備を設計・維持管理する
  • モーターを動かす動力回路や電気設備を設計する
  • 温度、圧力、流量などを測る計装機器を選び、調整する
  • 製造工程を自動運転する制御システムを設計・構築する
  • 設備の故障へ対応し、定期整備や老朽設備の更新を行う
  • 設備データを分析し、安定運転、省エネルギー、品質向上につなげる

電気回路、電気機器、計測工学、制御工学、プログラミングなどを、工場全体を動かすために使う仕事です。食品会社に進んでも、電気情報工学科で学んだ専門を直接生かせる代表的な職種といえます。

昭和産業は、この記事で集計した都城高専電気情報工学科の直近3年度の就職先ではありません。食品工場における電気・計測・制御系の仕事を理解するための参考動画です。

公式情報: 昭和産業公式YouTube「電力・プロセス制御担当の仕事とは」昭和産業「エンジニア現場レポート」

6.学校で学ぶことは、実際の仕事にどうつながるのか

電気情報工学科の授業と、卒業後の仕事の関係を簡単に整理すると、次のようになります。

学ぶ分野 現実社会で使われる場所 つながる仕事の例
電気回路・電気磁気学 発電所、変電所、モーター、電源装置 電力設備の設計・運用、電気設計
電気機器・電力輸送・高電圧 送電線、工場の受変電設備、電気自動車、蓄電設備 設備保守、電力系統運用、工事管理
電子回路・半導体・電気材料 スマートフォン、医療機器、半導体、センサー 回路設計、製造技術、試験・評価
プログラミング・計算機工学 銀行、行政、病院、クラウド、組み込み機器 システム開発、クラウド構築、組み込み開発
通信工学・電磁波工学 携帯電話、Wi-Fi、光回線、海底ケーブル 通信設備、ネットワーク構築・保守
制御工学・計測工学 ロボット、エレベーター、航空機、工場設備 制御設計、試験・調整、フィールドエンジニア
電気情報工学実験 回路・機器・システムの測定と原因調査 試験・評価、品質管理、故障解析

たとえば、電気回路や電気磁気学で学んだ知識は、発電所や変電所だけでなく、電子機器の電源、モーター、航空機や工場設備の配線を理解するためにも使われます。

プログラミングや計算機工学は、Webサービスやスマートフォンアプリだけでなく、銀行システム、クラウド、工場の監視システム、家電や自動車の内部で動くコンピューターにも使われます。

通信工学は、携帯電話、光回線、企業ネットワーク、海底ケーブルなどにつながります。制御工学や計測工学は、センサーで状態を調べ、機械を安全で正確に動かすために必要です。

実験で身につける測定や原因調査の力は、試験、品質管理、整備、故障対応などへつながります。

学校で学ぶ科目は、一見するとばらばらに見えます。しかし、実際の仕事では、電気、電子、情報、通信、制御の知識を組み合わせて問題を解決します。

7.資格は将来の仕事にどう役立つのか

都城高専の学科ページには、学生が取得した資格の例として、次のようなものが掲載されています。

  • 第二種電気工事士:住宅や小規模な建物などの電気工事に関係する資格
  • 基本情報技術者試験:プログラミング、コンピューター、ネットワークなど、ITの基礎知識を確認する試験
  • 電気主任技術者:事業用の電気設備の工事・維持・保安を監督するための資格

資格がなくても就ける技術職は多くあります。一方、電気設備の保安や工事など、資格が仕事上の役割に直接関係する分野もあります。

8.専攻科へ進むと、将来の選択肢はどう変わるのか

電気情報工学科の本科を卒業した段階でも、IT、通信、電力、電子機器、整備など、幅広い企業で技術者として働くことができます。

では、さらに2年間、機械電気工学専攻で学ぶ意味はどこにあるのでしょうか。

電気・情報と機械を組み合わせて考えられる

現代の製品や設備は、電気・情報だけ、機械だけで完成するものが少なくなっています。

工場のロボットには、機械部品に加えて、モーター、センサー、電気回路、コンピューター、通信、制御が必要です。電気自動車には、車体などの機械技術、モーターやバッテリーなどの電気技術、周囲を調べるセンサー、走行状態を判断する情報・制御技術が使われています。

機械電気工学専攻では、本科で学んだ電気情報工学を土台にしながら、こうした複数分野をつなげて考える力を高めます。

より長く、専門的な研究に取り組める

本科でも5年生で卒業研究に取り組みますが、専攻科へ進むと、さらに2年間、専門的な研究を続けられます。

新しい回路や装置を設計・製作する、センサーから得たデータを分析する、AIや制御技術を使って設備を改善する、通信や電力の効率を高めるなど、より高度な課題に取り組めます。

大学院進学の道が開かれる

専攻科で所定の要件を満たし、大学改革支援・学位授与機構の審査で認められて学士(工学)を取得すると、大学院へ進学できます。

専攻科修了後に企業へ就職する学生もいれば、大学院で研究を続ける学生もいます。

9.本科卒と専攻科修了では、目指せる企業や仕事に違いがあるのか

直近の就職実績を見る限り、専攻科へ進まなければ大手企業や高度な技術を扱う会社に就職できない、というわけではありません。

本科卒からも、九州電力、富士電機、西日本電信電話、KDDIケーブルシップ、京セラコミュニケーションシステム、キヤノンメディカルシステムズ、ANAラインメンテナンステクニクスなどへの就職実績があります。

したがって、「本科卒は小さな企業へ進み、専攻科修了者は大企業へ進む」という単純な分かれ方ではありません。

比較 本科卒 専攻科修了
学ぶ期間 5年間 本科5年+専攻科2年
就職 幅広い技術系企業へ就職できる 幅広い技術系企業へ就職できる
学習内容 電気・電子・情報・通信・制御の基礎と実践 より高度な設計・開発・研究
学ぶ分野 電気情報工学を幅広く学ぶ 機械と電気・情報の連携にも学びを広げる
卒業・修了後 就職、専攻科、大学編入 就職、大学院進学
称号・学位 準学士 所定の要件と審査を経て学士(工学)

専攻科は、「本科卒では十分な企業に就職できないから進む場所」ではありません。

  • 電気情報工学をさらに深く学びたい
  • 電気・情報と機械を組み合わせた技術を学びたい
  • 研究にもう少し長く取り組みたい
  • 学士の学位を取得したい
  • 大学院への進学を考えている

このような人のための選択肢です。

10.大学編入・大学院進学にはどのような道があるのか

本科卒業後に進学する場合、主な道は二つあります。

都城高専の専攻科へ進む

直近3年度では、電気情報工学科から都城高専専攻科へ、令和5年度4人、令和6年度3人、令和7年度7人、合計14人が進んでいます。

同じ学校で研究を続けられるため、これまで使ってきた実験設備や、指導を受けた教員とのつながりを生かしやすい進路です。

大学へ編入する

本科卒業後、大学の主に3年次へ編入します。

直近3年度の進学先には、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、電気通信大学、九州工業大学、熊本大学、宮崎大学、鹿児島大学などがあります。

令和7年度には、台北科技大学への進学実績も掲載されています。

専攻科から大学院へ進む

専攻科を修了し、学士(工学)を取得した後は、大学院でさらに研究を続けることもできます。

都城高専へ入学したからといって、本科卒業後に必ず就職しなければならないわけではありません。
  1. 本科卒業後すぐに就職する
  2. 都城高専専攻科でさらに2年間学ぶ
  3. 大学へ編入する
  4. 専攻科や大学から大学院へ進む

このような複数の道を、在学中の学習や研究を通して考えることができます。

11.電気情報工学科が向いている中学生

電気情報工学科に向いているのは、すでに高度なプログラムを書ける人や、電子工作が得意な人だけではありません。

たとえば、次のような人には向いている可能性があります。

  • スマートフォン、パソコン、ゲーム機の仕組みに興味がある
  • 電気がどこで作られ、どのように家庭まで届くのか気になる
  • プログラミングを使って、機械やサービスを動かしてみたい
  • ロボット、ドローン、自動車、家電などに興味がある
  • 電子回路、半導体、センサーに興味がある
  • インターネットや無線通信の仕組みを知りたい
  • 数学や理科を、実際の技術に役立てたい
  • 実験をして、予想と違った理由を考えるのが好き
  • 一つの分野だけでなく、電気と情報の両方を学びたい
  • 将来、社会を支える技術者として働きたい

入学前に知っておきたいこと

電気情報工学科は、毎日パソコンでプログラミングをするだけの学科ではありません。

数学や物理を使った計算、電気回路や電磁気、電子回路、実験、レポート作成、研究発表などにも取り組みます。目に見えない電気や信号を、式や測定値から理解する必要があります。

また、「情報」という名前が入っていますが、Webサイトやゲームを作ることだけを学ぶわけではありません。発電・送電、モーター、半導体、通信、制御など、電気情報工学を幅広く学びます。

逆に、「電気」という名前が入っていますが、電線をつなぐ実習だけをする学科でもありません。プログラミング、コンピューター、ネットワーク、AIにつながる内容も学びます。

現在の知識や経験だけでなく、「身の回りの電気製品や情報技術に疑問を持ち、その仕組みを自分で確かめたいか」が大切です。

12.まとめ - 電気情報工学科は、社会の「電気」と「情報」を支える技術者への入口

都城高専の電気情報工学科は、電気工事だけを学ぶ学科でも、プログラミングだけを学ぶ学科でもありません。

電力、電子、材料、情報・通信、制御の5分野を土台に、発電所や送電線、半導体、コンピューター、光ファイバー、ロボットなど、現代社会を支える技術を幅広く学びます。

直近3年度では、本科卒業生101人のうち、62人、約61.4%が就職し、34人、約33.7%が専攻科や大学などへ進学しています。

本科から就職した62人を、この記事で仕事内容に近い形へ整理すると、次のようになりました。

IT・ソフトウェア:22人(約35.5%)

通信・ネットワーク:8人(約12.9%)

電力・電気設備:6人(約9.7%)

半導体・電子機器・制御技術:12人(約19.4%)

点検・整備・フィールドエンジニアリング:6人(約9.7%)

その他:8人(約12.9%)

IT・ソフトウェアと通信・ネットワークを合わせると、30人、約48.4%です。
その一方で、電力、半導体、電子機器、航空整備、銀行、食品会社などにも幅広く進んでいます。

学校で学ぶ電気回路や電気磁気学は、発電所、変電所、モーター、電子機器などにつながります。プログラミングや計算機工学は、企業システム、クラウド、銀行、工場の自動化などに使われます。

通信工学は、携帯電話、光回線、企業ネットワーク、海底ケーブルなどを支えます。制御工学や計測工学は、センサーで状態を調べ、機械を安全で正確に動かすために必要です。実験で身につける測定や原因調査の力は、試験、品質管理、整備、故障対応などへつながります。

本科卒業後すぐに企業で働くことも、機械電気工学専攻でさらに2年間学ぶことも、大学へ編入することもできます。専攻科や大学から大学院へ進み、研究を続ける道もあります。

都城高専の電気情報工学科は、コンピューターシステムを作る人、通信をつなぐ人、電気を届ける人、電子機器を作る人、設備の安全を守る人など、社会を「電気と情報」で支えるさまざまな技術者への入口です。

進学先を考えるときには、「プログラムを作りたいのか」「電気や通信のインフラを守りたいのか」「半導体や電子機器に関わりたいのか」「ロボットや設備を動かしたいのか」「さらに研究を続けたいのか」という視点から、自分の将来を考えてみることが大切です。

13.使用資料・集計方法

この記事は、時点で公開されている都城高専の公式資料と、就職先企業・同業種企業の公式サイト、公式採用情報、公式YouTubeを使用して作成しています。

進路データの集計方法

  • 本科の卒業者数・進学者数は、電気情報工学科「進路状況」および学校全体の卒業者数資料を使用しました。
  • 令和5年度・令和6年度の就職者数は、学校全体の年度別就職状況を使用しました。
  • 令和7年度の就職者数は、電気情報工学科「進路状況」の就職希望者数と就職先掲載人数を使用しました。
  • 「その他」は、卒業者数から就職者数と進学者数を差し引いて算出しました。
  • 割合は人数から計算し、小数第2位を四捨五入しています。そのため、表示された割合の合計が100%と完全には一致しない場合があります。
  • 仕事分野の割合は、直近3年度の就職先企業を、主な事業内容に基づいてこの記事独自に一社一分野へ分類したものです。学校の正式な産業分類とは異なります。
  • 専攻科の数字は、機械電気工学専攻全体のものであり、電気情報工学科出身者だけの人数ではありません。
  • 「仕事例」の動画は、都城高専電気情報工学科の就職先を示すものではなく、学科で学ぶ内容との対応が強い同業種・同職種の仕事を説明するために掲載しています。

主な使用資料

目次へ戻る