今後日本が先進国から脱落し、人口増加と経済成長の著しいインド、東南アジア、アフリカの人々と仕事を取り合うのはほぼ確実です。そこで、私自身と将来の子供のために日本型の教育に留まることのリスクを考え、海外で学ぶと言う選択肢は取れないものかと色々調べて実践もしてみたのでそれを共有いたします。
まず、先に紹介したN高の学生のように、これからの子供たちは海外での進学をもっと視野に入れていくべきだと思います。
例えば、東京大学よりも世界大学ランキングの高いメルボルン大学へは「英語能力・高校の成績・SAT(知能テストみたいなもの)」のみで受験が可能です。その他にも、世界大学ランキングに掲載されるような大学への進学が意外と現実的なことを学生はもっと認知してもいいように思います。
実際、私は日本の進学校の生徒たちが、その優秀な頭脳を古文漢文の暗記を初めとした、入学試験のための勉強に忙殺されるのを良く思っていません。受験勉強のにかかる膨大な費用と時間をもっと英語力の強化と、自分のやりたい勉強や活動に注ぐことができたらもっと有意義なのではと思っているくらいです。この意味でも、先の通信教育が自分がやりたい活動に時間の多くを割けることは、メリットだと思います。
通信で大学の学位を取得するという選択肢
実は通信教育で海外の学位が取得できるプログラムがいくつも存在します。有名なものをいくつか紹介します。※ 志望する専攻などで内容は変わります、Computer Scienceで調べた結果です。
① University of the People
・卒業することでアメリカの正式な学位が取得でき、授業は全てオンラインかつ学費が4年間で50万円ほどと驚くほど安い
・マイクロソフト、Googleなどの著名企業、有名大学と提携し品質が保証されている
・優秀な成績を収めるとカリフォルニア大学バークレー校(世界ランキング7位)などの大学へ編入可能
・入学試験はほとんどない(英語能力が不安な人のための事前のプログラムも用意されている)
② University of London
・世界でもっとも歴史のある遠隔教育の大学
・入学要件は英語や数学、その他の活動など( 例えばComputer Science(BSc:理学士)専攻であれば、プログラミングで作ったものなどでアピールできる)
・学費はUniversity of the Peopleに比べると高い