下記に記載する内容は、塾生全員に強制するわけではありません。今はまだどうしても本気で勉強するやる気を持てない学生や、部活など他に頑張りたいことがある学生など個々に「勉強に本気で取り組める時期」が違うからです。
その上で、受験において高い目標を達成できるのはおそらくこのような塾生である、というようなモデルケースとなる学生を数名紹介いたします。
なお、ここにおいての「高い目標」とは東大はじめ高偏差値の学校への合格というよりは、「現状からどれだけ学力を上げて目標を達成したか」のような相対的な目標達成を指します。偏差値３０の人が努力して偏差値５５の大学に合格することはとても素晴らしいことだと思います。
※ 下記でご覧いただく塾生の勉強時間はそのほとんどが「自発的な勉強」であることが重要です。冬季講習を開催したわけでも、参加を強制したわけでもありません、
直前期は毎日塾に通ってひたすら勉強を続けてくれていた子です。入塾時の学力が公立中で上位20％ほどだったため、高専で一番の高倍率である電気情報工学科は厳しいかなと考えていました。
休日にも自習室を使用して勉強を継続していた子でしたが、12月頃から「本気で高専に行きたい」と本人から申し出があり、保護者様にも提案して毎日の通塾を勧めました。
直前期の勉強時間は画像の通りで、本当によくやってくれたと思います。仮に不合格の場合、泉ヶ丘高校で大学受験を頑張らせるつもりでしたが、理系統括の小牧先生は「彼がこのままのやる気で大学進学目指すならどこでも行かせてあげられる」と話していました。
合格発表を聞いた時は、泣いてしまったようで本気で勉強に取り組んでいたのだと思います。保護者様もとても喜んでいました。
ほぼ毎日塾に通い、ずっと教室で勉強している塾生です。入退記録を見ると、学校がある日は終わり次第塾に来て教室が閉まるまで、休日は朝から勉強を開始し教室が閉まるまで勉強しています。冬休みも大晦日、元旦関係なく塾で勉強しており凄まじいやる気を感じさせてくれる塾生です。
特に難しい大学を目指そうとする学生は、上記のような勉強習慣を少なくとも１年間は続けてほしいと思います。必ずそれなりのレベルに到達できるはずです。仮にそれが難しいと思うなら上記の勉強時間の半分を２年前から続けるなどの、長期計画で臨んでください。
継続を重ねてきた人間に後から追いつこうとするのは、特に高校生ではとても難しいです。１日に3時間の勉強時間の差でも、１ヶ月で９０時間、１年間で１０００時間以上の差がつきます。この段階まで来ると継続して勉強している層と肩を並べることや、まして追いつこうとするのはかなり厳しくなります。頑張っている人間は本番が近くなるにつれてさらに勉強時間が伸びる傾向にありますから。
普段から頻繁に自習室を利用してくれる塾生です。志望大学の難易度も考えると、この時点からやる気を出して勉強することはとてもいい戦略のように思えます。
このように普段からの勉強習慣が身についている学生は、本番の試験が近づいてくるにつれてもっと危機感ややる気を持って勉強するでしょう。今後、心境の変化で志望校が仮に変わったとしても、多様な選択肢から自分の進路を選択できると思います。
中学生２年生の段階からかなりの勉強習慣が身についている中学生です。高校生に混じってよく教室で勉強されています。正直、大晦日と元日に自習しに来たのは驚きました…
中高一貫校の学生であるため、「早い時期から大学受験の勉強を始めよう」との考えで指導を開始しています。親御様もそれに同意していただいて、献身的に子供が勉強に集中できるようにサポートしてくれている印象を受けます。
このままある程度の勉強習慣と私たちが提示する課題をこなしてくれれば、高いレベルでの目標達成を保証できると思います。早期に受験対策を始めることはかなりの強みがあり、時間的に有利な状況にいる塾生です。この有利を最大限に活かしてほしいと思います。
面談の際「勉強したくない、塾も嫌です」と言っていたにもかかわらず部活前後に２時間ほど自習したりと、中学１年生からとても頑張ってくれている塾生です。
本人の１番のやる気はスポーツに向いているらしく、社会人サークルに混じって本気で取り組んでいるようでしたので、
・スポーツに時間を使える
・将来はスポーツ関連企業に就職したい
との観点からこの中学時代を頑張って国立高専への進学を勧めました。進学校だとどうあってもスポーツより大学受験を優先させる必要があるためです。本人も親御様もしっくりきていたようです。
入塾後、このような頑張りを見せてくれているのはとても嬉しいことです。スポーツマンらしく塾に自習するときには走ってきているとのこと…すごい。
中学受験の直前期にとても頑張ってくれた小学生の塾生です。受験に合格させるためにはどうあっても長時間勉強を習慣化させないと厳しいと感じましたので、土曜日に８時間の勉強を継続して続けさせた結果、その他の曜日でも自分から勉強してくれるようになってくれました。親御様が積極的に塾への送り迎えに協力してくれたのだと思います。
最後の１週間では「この子は長時間勉強ができる子だ」と感じましたので、140ページの国語の参考書はじめ大量の課題を与えたのですが全てこなしていたようです。本当によくやったなと思います。
結果的には、特待生での合格を頂いたようで親御様も喜んでいらっしゃいました。頑張れば報われる！本人もこの成功体験が後々の大学受験に活きてくるのではないでしょうか。
学生から社会人の身分になると、組織や社会から評価されることが繰り返されていきます。私も学生に「君らしく、自分のペースでいい」と言いたいところですが、社会が何らかのものさしで個人を評価してくる以上、「他の人より頑張れる人間である、この点が優秀である」という強みを１つは持っておかないと、人生がとても生きづらくなっていくように思います。
おそらく、自発的に自らをつらい環境において１年間以上頑張れる人間は少数派なのだと思います。だからこそ継続を続けることで、ほとんどの学生が得ることのできない社会的な評価を得られるのです。
受験は学生全員に開かれた、手っ取り早く「（少なくとも学習面では）他の人より優秀で継続的な人間です」ということを証明できるいい機会です。特に実業系高校、大学受験を目指す学生はおそらく進学する学校が最終学歴となって、一生の肩書きとなると思います。
ゆるふわな学生生活を送り続けて、今の社会で生き抜くのは少々苦労が多いと思います。もし、豊かで生きやすく選択肢の多い人生を送りたいと思うのなら「今、継続して頑張るべき」です。ぜひ一緒に頑張ってみませんか。
私は予備校の寮に入って大学受験の勉強をしていたので、同じ寮内でとんでもなく勉強する人間から全く勉強せずに遊んでいる人間まで様々な人間模様を見ることができました。
私はたまたまとんでもなく勉強する人間の友人ができて勉強を継続できることができましたが、全く勉強しない層はグループを作り持ち込み禁止のテレビやゲームを寮内に持ち込んで遊んでいました。わざわざ寮に入ってそんなことするのかと驚いたものですが、その中には旧帝大や医学部、早慶を目指している人もいたと記憶しています（その後、どうなったのかは分かりませんが…）。
私は特にやりたいこともなかったので、私立大学で１番偏差値の高い大学に行こう的なノリで勉強していたのですが、最終的に慶應・早稲田は不合格で中央に合格というような結果でした。
私はこの結果を、寮という最高の勉強環境を与えられたこと、勉強する友人ができたことで得られた幸運だったと思っています（要するに運が良かったのです、第１志望はダメでしたが…）。この時に「頑張る人間」は周りにいい影響を与えるのだと身を持って実感しました。仮に勉強しない人間たちに混ざっていたら、高校を辞めるほどもともと怠惰な人間ですから大学受験も失敗して中卒で終わっていた可能性もあります。
今回みや塾で頑張っている塾生たちを紹介したのは、当時私がやる気ある人間から良い影響を受けたように、塾内でも「こんな人がいるなら自分も頑張ろう」的な連鎖を作りたいからです。加えて、みや塾は自習室の拡張を行い、勉強を長時間できる環境整備を整えています。
頑張りを継続して大きな結果を残す学生を増やすのが塾の価値だと思います。学生の皆さん！頑張りましょう。講師陣一同で全力で応援していきます。
【選択肢を増やすなら】中学入学までにやるべきこと【... 
