総合選抜入試を導入する大学の増加で「志望動機書」「自己推薦書」の書き方に悩む学生が多くなってきています。これらの作成に悩む生徒は、時期的に高校3年生の夏以降であるため一般試験との兼ね合いで時間をかけたくないと思っているはずです。
結論から申し上げると、めんどくさい文章作成にはChatGPTを使いましょう。今回このブログでは実際に学生が書く機会の多いであろう文章をChatGPTで作成してみました。
※ 高校受験の志望動機書の作成などにも有効です
※ このブログを書こうと思った背景は最後に書きます
あなたは看護大学を目指す高校生です。自己推薦書を作成してください。
【自分はこんな学生です】
・高校３年間ボランティア活動を継続（老人ホーム、学童保育、ゴミ拾い）
・高校生の時に「先天性疾患の現状」についての研究活動
・サッカー部のマネージャーとして活躍
・英検2級を取得
【条件】
・600字以内
・箇条書きでなく、接続詞を使って書く
高校生活を通じて、私はボランティア活動に熱心に取り組んできました。特に老人ホームでの活動は、高齢者とのコミュニケーションを通じて、彼らの日常の喜びや悩みを共有することができました。また、学童保育では、子どもたちの純粋な笑顔や成長を間近で感じることができ、彼らの健やかな成長を支える看護師の役割の重要性を痛感しました。さらに、地域のゴミ拾い活動にも参加し、地域社会への貢献や環境保全の重要性を実感しました。
学業の面では、「先天性疾患の現状」に関する研究を行いました。この研究を通じて、多くの患者やその家族の抱える困難や課題に気づかされ、深い共感を覚えました。これらの経験が、私の看護師としての道を志す原動力となりました。
また、私はサッカー部のマネージャーとしても活躍してきました。選手たちの健康管理やケガの予防、ファーストエイドの対応など、多岐にわたるサポートを行いながら、チーム一丸となっての努力の重要性を学びました。
英語においても、英検2級を取得することで、基本的なコミュニケーション能力を身につけました。今後、多文化的な背景を持つ患者とのコミュニケーションの場面でも、このスキルが役立つと考えています。
これらの経験を通じて、私は看護師としての職務に対する熱意と情熱を持っており、貴学での学びを通して、さらに深い知識と技術を習得したいと考えています。どうか、私の意気込みとこれまでの経験を評価していただき、貴学での学びの機会を与えていただけることを切に願っております。
小論文のテーマ
死刑制度の是非について反対の立場から書いてください。 【条件】 ・箇条書きでなく、接続詞を使った文章で書いてください ・600字以内
死刑制度には、様々な角度から反対の意見が存在します。まず、死刑は人間の生命を奪う最終的な判断であり、誤判のリスクがゼロではないことが最も重大な懸念とされています。過去には、死刑を執行した後に無実が明らかになるケースも存在しました。このような誤判による冤罪は、命の取り返しのつかない悲劇を生むため、死刑制度の存続が問われる一因となっています。
さらに、死刑が犯罪の抑止効果を持つかどうかは、研究や統計により明確には示されていません。多くの国や地域で、死刑制度を廃止した後も犯罪率に大きな変動が見られない事例が報告されており、死刑の抑止効果を根拠とする主張は必ずしも強固ではないと言えます。
加えて、死刑は倫理的・道徳的な観点からも問題視されています。人の命を奪う行為は、どんな理由があっても許されないとする立場が存在します。特に、国家や政府が公的な権力を持って一人の命を奪うことは、多くの人々から基本的人権の侵害として非難されています。
また、現代の刑罰理論の中では、更生や社会復帰を重視する動きが強まっており、死刑はその趣旨に反するとも考えられます。死刑を執行することで、囚人の更生の機会が完全に奪われ、社会との和解の道を閉ざしてしまいます。
結論として、死刑制度には、誤判のリスク、犯罪の抑止効果の不明瞭さ、倫理的な問題、更生と社会復帰の観点など、多くの反対意見が存在します。これらの理由から、死刑制度の是非を問う際には、深い検討と議論が必要です。
面接対策
技術者の社会における役割はなんだと思いますか？具体例をもとに述べてください。（ 都城高専の面接試験より
技術者の役割は、社会の発展と繁栄の礎を築く上で不可欠であると私は考えます。彼らはその知識とスキルを用いて、私たちの生活をより快適で効率的にし、また、未来に向けた持続可能な解決策を提供する役目を果たしています。
具体的には、例えば、都市のインフラ整備を考えてみましょう。技術者たちは都市の成長とともに交通渋滞や公共サービスの需要の増加といった問題に直面しますが、彼らはこれらの課題に対して最新の技術を駆使して解決策を模索します。近年では、スマートシティの概念を導入することで、センサーやデータ分析を活用し、交通の流れを最適化したり、エネルギーの消費を効率的に管理する取り組みが行われています。
また、技術者は環境問題への対応という、21世紀の差し迫った課題にも取り組んでいます。再生可能エネルギーの導入や廃棄物の最小化、汚染物質の削減といった具体的なプロジェクトにおいて、彼らはその専門知識を用いて実効性のある解決策を提案し、実践しています。例として、太陽光発電や風力発電の技術は、技術者の研究と開発の結果、急速に進化し、多くの国々でのエネルギー供給の主要な源となっています。
さらに、私たちの健康や安全に関連する面でも、技術者の役割は極めて重要です。医療技術の進歩により、かつて治療が難しかった病気や疾患の治療が可能となったり、早期診断が進められるようになりました。これは、バイオ技術者や医療機器の技術者たちが、継続的に技術の革新を行い、新しい治療法や機器の開発に成功した結果です。
このように、技術者は社会のさまざまな側面において、我々の生活の質を向上させるための中心的な役割を果たしています。彼らの努力と専門性によって、私たちはより良い未来を築くことができるのです。
反省文
高校生です。校則違反である眉毛を剃ってしまい反省文を書くことになりました。600字以内で書いてください。
先日、学校の校則に反して眉毛を剃ってしまったことを深く反省しております。この行為をしたことで、私は学校の規範や信頼を裏切る行為をしてしまいました。ここに、私の行動に対する真摯な反省と、今後の対応について述べさせていただきます。
まず、私が眉毛を剃った背景には、流行や友人たちの間での一時的な流れに流されてしまったことがあります。しかし、それは校則違反をする理由にはなり得ません。私は自らの欲望や流行に流されてしまう弱さを痛感しています。学校のルールや信頼を損ねるような行為をしてしまったことは、私の短絡的な判断が原因であり、その行為自体が非常に幼稚であったと感じております。
学校の校則や規範は、私たち生徒が健全に成長するため、また学校生活を円滑に過ごすためのものです。私のこのような軽率な行動は、他の生徒にも悪影響を及ぼす可能性があります。私一人の行為が、他の生徒や学校全体の雰囲気を乱すことになりかねません。これを深く認識し、今後は校則を守り、正しい判断をすることの大切さを心に留めて行動したいと考えております。
今後は、自分の行動が自分だけでなく、周りの人々にどのような影響を及ぼすのかを常に考えるよう心がけたいと思います。また、学校の校則や規範を守ることの意義を、改めて理解し、その大切さを他の生徒にも伝えていきたいと思っております。
この度は、私の不注意で学校の信頼を裏切るような行為をしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。教職員の皆様、そして私の行動に影響を受けた生徒の皆様に心から謝罪いたします。今後は、この反省を胸に、学校生活を誠実に過ごす生徒として成長して参ります。
文章を書くことに悩む学生は、主に下記のような学生です
・課題文・質問文がそもそも読めない（読解力の問題）
・何を書いたらいいのかわからない（言語化・表現力の問題）
・文章の構成がわからない（構造化の問題）
ChatGPTの良いところは上記のような問題を飛ばして、「とりあえず見せれるもの」を完成させてくれることです。ゼロの状態から見せれる文章を作るのは大変な労力ですが、7〜8割ほどの文章をまず書いてもらい、それを加筆・修正または表現を借りることは比較的容易です。
希望するような内容のある文章の生成には、打ち込む側にもそれなりの文章力が必要ですが、今の学生たちはデジタルな機器に触れる機会が多いのですぐに慣れることでしょう。
実際には、まずChatGPTに大枠の文章をできれば複数書いてもらい、表現や構成を参考に自分らしさを出すような内容を加筆していくような使い方がおすすめです。
このブログを出したきっかけは、学生にもっと要領よく受験を攻略してほしいとの思いです。学生が悪いわけではないのですが志望動機書や自己推薦書を高校3年生の夏以降に時間をかけて書いているのを見ると、もう少し楽させてあげられないかなと思うわけです。学生にとって文章を自分の考えをまとめ上げアウトプットする機会などほとんど与えられないことから、この作業はかなり時間的浪費で、多くのストレスを学生に与えていると思います。
推薦入試については前にブログで書いたのですが、失敗した場合の一般試験に対する影響が大きく、書類作成に時間を取られているのが非常にもったいないと思います。このようなめんどくさい作業は、周囲の大人に任せるかテクノロジーのチカラを使って解決するのが賢いやり方です。
もちろん本筋としては、小学生の時から読解力や語彙力の訓練を積んで論理的な文章を自分自身で作り出すことが理想ではあります。しかし、受験の差し迫った学生にそんな説教をしても、目の前にある問題が解決するわけではないのでここで提案します。大人に任せるか、便利なツールを使ってください。
ChatGPTに関しては誰でも簡単に導入することができるため、「推薦入試は受けたいけど、一般試験のために時間はかけたくない」との学生によくあるニーズを満たせるツールです。積極的に利用すべきだと思います。
学習塾を運営する側としてはChatGPTの使用を推奨などせず、「小論文添削や志望動機書は有料サービスです、そっちを利用してね！」との立場の方が合理的なわけですが、個人的に好みではありません。
都城市の学生たちは情報収集力があまり得意ではなく、結果的に受験やその他の勝負においても不利な立場に立たされている現状があります。高校3年生になっても志望校の配点や優先科目、やらなければならない参考書などを知らないがために大きく損をし、結果的に出せたはずの成果を出していない学生が多いのではないでしょうか。
受験は主体的に行動できる学生に有利です。主体的な学生は情報収集も自ら積極的に行い、ご家庭はそれをサポートしてる印象があります（中学生で大学の見学に行っている塾生もいます）。
個人的な思いとしては、学生たちに「自分から積極的に情報を取りに行く」人間になってほしいです。そのためには周囲の大人に協力を求めたり、ChatGPTを含めた世の中に出回る便利なツールを使いこなせることが大事です。手を動かして、自ら行動して情報を取りに行ってください。
情報量の多さは、選択肢の多さにつながります。周りに流されずに、自ら比較検討して選んだ道は目標として確固たるものになります。
いま目標が持てない、無気力に過ごしている学生もまずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。みや塾ではそのような主体的な学生を全力で応援します。また、ご家庭でもお子様の主体性を全力でサポートしてあげて欲しいと心から願います。
以上、ChatGPTで作成した文章でした（
みや塾！参考書ルートを公開【高校生教室】 
